2019.8.7.Wed
家族で式を挙げるなら!これを見れば完璧!家族婚マニュアル
結婚式の準備・マナー
「式を控えめに挙げたい」
「家族に囲まれた温かい結婚式にしたい」
「結婚生活のために費用を抑えたい」
という方に人気な家族婚ですが、いざ挙げたいとなると気になるポイントばかり。
「家族婚の流れや演出は?」
「家族婚でも友人を招待していいの?」
「お色直しはできるの?」
などなど今回はそんな家族婚についてのお悩みについて解決いたします!
ここの部分もっと知っておきたいという方のために、各ポイントについて詳しくまとめた記事もご紹介しておりますので是非参考にしてみてください。
目次
1. 今流行りの家族婚とは?
家族婚とは両親や親族のみ、仲の良い友人にだけ晴れの姿をお披露目する小規模の結婚式です。
大勢のゲストを呼ぶわけではないのでとても落ち着いたアットホームな挙式になります。
挙式後も小規模なお食事会を開いたり、小さな披露宴を開いたりします。
費用が抑えることができたり、落ち着いて式を挙げることが出来るのが魅力です。
2.家族婚はこんな流れ!
ここで家族婚の流れについてご紹介致します!
家族婚は挙式のみの場合と挙式後に披露宴ではなくお食事会を行う場合もあります。
それぞれで流れやかかる時間が変わりますので分けて説明します。
挙式の流れは一般的な結婚式の挙式とあまり大差ありません。
では行きましょう!
・まずは「ベールダウン」
お母様にベールをおろしてもらいます。
・新郎の入場
新郎様が先に会場内に入場し、新婦様を待ちます。
・新婦の入場
新婦様が自身のお父様とともに会場内に入場します。
・賛美歌斉唱
ゲストの方も含めて会場内の全員で賛美歌を斉唱します♪
・聖書朗読
神父が聖書を朗読します。
・誓約
みなさんの持つ結婚式のイメージはここではないでしょうか。
神父の言葉に対してお二人で誓いますと宣言します。
・指輪の交換
そしていよいよ婚約指輪の交換になります。
お互いの左手の薬指に婚約指輪をはめます。
・ベールアップ
お母様におろしてもらったベールを新郎様がここであげます。
そしてここで誓いのキスをします。
・結婚宣言
ここで神父にお二人が夫婦になったことを宣言していただきます。
・結婚証明書にサイン
結婚証明書を書き、お二人の愛を誓います。
・新郎新婦退場
そして新郎新婦様が会場内から退場します。
退場した後はフラワーシャワー、ライスシャワーなどの演出でゲストを祝福してくれます。
時間的には30分くらいがここまでの流れになります!
家族婚の流れについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
お食事会がある場合
ここでお食事会がある場合についても
少しだけご紹介致します。
お食事会がある場合は先ほどご紹介した挙式の後にお食事会を行うことになります。
お料理はコースになると思いますので所要時間は2時間ほどになります。
ただご飯を食べるだけで間が持つのだろうかという心配を抱く方もいるかと思います。
そこで、お食事会でもご飯を食べるだけではなく新郎新婦様から結婚の報告や小さいころから現在までの写真のスライドショーの演出などをすればとても楽しいお食事会になると思いますよ!
しかし無理に派手な演出や余興をしなくても大丈夫です。
落ち着いた式にしたり、演出を多く取り入れて楽しい式にしたりお二人の好みに合わせて素敵な家族婚にして下さい!
家族婚のお食事会の作り方はこちらを参考にしてください!
3.どうして選ばれるの?家族婚のメリットって?
若者に人気の家族婚にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここで家族婚が選ばれる秘訣をお教えいたします ♪
①費用を抑えることができる
冒頭でも言いましたがあまり費用をかけたくないという方におすすめなのが家族婚。
大人数のゲストを招待するとなるとその分お金がかかります。
一般的に結婚式は300万円以上を必要とする場合が多いです。
ですが家族婚は少人数、招待ゲストが少ない分お料理や飲み物の料金を抑えられるため格段に費用を抑えることができます。
もちろん準備にこだわればこだわる程お金はかかりますがそれでも普通の結婚式と比べたらと費用は抑えられます。
これが選ばれる理由の一つでもあります ♪
②緊張しなくても大丈夫!アットホームな雰囲気!
家族に囲まれて温かい結婚式を挙げることができるというのが一番の人気な理由です。
家族の雰囲気をそのまま結婚式に持ち込むことができ、結婚式を楽しむ事ができます。
また、この家族婚を選ぶ方の中には
「恥ずかしくてちょっと」「人見知りがすごくて」といった理由がある人もいます。
家族婚なら見知った見知った相手が多いので落ち着いて式に臨めるのではないでしょうか。
家族や親族だけなら恥ずかしがっていたら逆に盛り上がるかもしれませんね。
③時間の余裕があるから家族とゆったり過ごせる ♪
結婚式といえば参加する人はたくさんいますし皆とゆっくりお話したいですよね。
ですが当日はなかなかそんな時間もなく人多いので家族にすら挨拶程度になってしまいがち...
家族婚ならそんな心配はいりません!
時間もたっぷり使える上に少人数なので一人一人とお話しができます ♪
さらに写真を撮ったりする余裕も出来ちゃいます。
やっぱり挙式本番は今まで育ててくれた親への感謝でいっぱいになります。
大切な時間になりますので是非家族と過ごしましょう!
④準備に手間も時間もかからない
結婚となると1年くらいはかけて準備しますよね。
新郎と新婦が話し合える日は休日くらいしかなく準備が進まない...というカップルも多いです。
ですが家族婚ならすぐに済ませることが出来ます。
基本的に結婚式の準備で一番時間がかかると言われているのは
・ゲストのリストアップ
・招待状の配布
の2つになります。
というのもこの2つが時間がかかるのは人数の多いからです。
家族婚は少人数なのですぐ終わってしまうんです 。
家族や親族向けであるので招待状もすぐに行き渡りますね!
またそうなりますと1年もかかることはありません。
残りの時間でゆっくり他のことに使えます!
引き出物を話し合って選んだり、新婦の方はドレスを決めたりと
納得のいくものが用意できますよね ♪
⑤ちょっとした工夫ができる
大人数だとなかなか出来ないことも少人数なら余裕ができます!
おすすめのちょっとした工夫を紹介します ♪
・席札の裏にメッセージを
挙式といえば席札がテーブルにセッティングされていますが大規模な挙式の場合、両親のみなどといった限定した人の席札の裏にメッセージを書くことがあります。
ただ書きたいひとはたくさんいても多すぎて余裕がない...という方もいますよね。
家族婚なら家族や親族のみになってしまいますが全員にメッセージを記入することが出来ます。
せっかくの機会です。いつも言わないことなど思い切って書いてしまいましょう ♪
家族婚のメリットについてさらに詳しく紹介したページはこちら!
4.家族婚の人数は何人からできるの?
何人からが家族婚か決まりきった人数はありませんが
4人からでも家族婚と呼べるでしょう!
最大人数はその式場、披露宴会場によって異なりますがいろんな式場の家族婚のプランの上限を見てみると30名から40名になっていることが多いです。
家族に既婚の方がいたり親族の兄弟が多かったりすると少人数とはいえ50人以上になることも。
どの範囲までゲストとして呼ぶのかは2人で話し合って決めましょう!
家族婚が安いとされているのは招待できる人数が少ないからなのです。
さらに家族婚プランには割引などがついていることが多いので少人数で挙式を上げる時は利用することをおすすめします!
5.家族婚の費用は実際どのくらい?
どうして家族婚が費用を抑えて結婚式を挙げられるのか気になりますよね!
それはゲストの人数に秘密があります。
実は招待するゲストの人数が少ないからなのです!
実際に関西で普通の結婚式を挙げた場合、平均して62.7人のゲストを招待しています。
この内24.6人が親族で残りは友人や恩師、お世話になった人になっています。
人数が多いほど料理や飲物の費用がかかるので仮に一人頭5〜6万円かかると仮定しても
全体で300〜400万円掛かってしまいます。
しかし家族婚ならば挙式のみの場合は挙式費用とドレス代しかほとんどお金がかかりませんし小さな披露宴・お食事会を開いても招待ゲストが親族のみですので24.6人分の費用ですみます。
披露宴を食事会などのパーティーにすることによってさらに費用を抑えることが出来ます!
レストランウェディングなど場所にこだわらなければもっと安く収まるでしょう。
また式場の家族婚プラン等を利用すれば割引なども使うことが出来るのでより費用を抑えることができますよ!
しかしせっかくの結婚式なので値段にこだわるのではなく後悔しないよう挙げたい場所でしたい演出をする結婚式をしたほうが良いでしょう。
『ゼクシィ結婚トレンド調査2015 関西』参考
家族婚の費用についてさらに詳しくまとめたページはこちら。
家族で費用を抑えて結婚式を挙げられる?家族婚の費用を読み取ろう!
6.家族婚の準備はいつからするの?
では家族婚の準備はいつごろから始めればいいのでしょうか?
実は準備を始める時期は普通の結婚式をあまり変わらず半年以上前から始める方がほとんどです。
準備は早ければ早いほどいいです。
しかし家族婚は招待人数が少ないため、招待状や引出物の準備が少ないためその分準備は楽になります。
頑張り次第では3ヶ月前から準備を初めても間に合いますがあまりおすすめはしません。
前もって早めに準備をすれば結婚式前に焦ることはないでしょう。
準備する順番としては
・式場下見
・衣装・指輪の準備
・料理や会場装飾の決定
・招待状の作成・送信
・引出物の準備
・最後にリハーサル!
という順番ではないでしょうか。
普通の結婚式と工程は変わらないので気を引き締めましょう!
7.家族婚での招待状マナー
家族だから招待状を送るか送らないか悩んでいませんか?
結論から言うと「送った方が良い」です。
家族婚で呼ぶ人が親族のみの場合でも招待状はしっかりと送りましょう!
何故かと言うと招待状には日時や場所についての案内が書いてあったりします。
招待状は招待するゲストに向けて送るものであるから身内には送らなくても良いという考えに陥りがちですが招待状はあると便利なので家族にも送りましょう!
身内ということもあり、あまり形式にとらわれずに書いても大丈夫です。
しかし気を使いすぎないというのはいけません。
身内ですので形式にとらわれすぎる必要はありませんが家族に招待状を送る際にも実はマナーがあったりします。
①親戚同士のルールなどがあるか
家によっては、身内の結婚式にまつわるルールがある場合があります。
親戚に招待状を送る時は形式にとらわれすぎないといっても最低限のルールを守るために両親などの家族に相談することをおすすめします。
②招待状の送り方
招待状は大安や友引に送りましょう!
大安に結婚式を挙げる人も多いですよね?
大安とは最も縁起の良い日とされていてカレンダーの日付の横に書いてあったりします。
誰に送るにしても縁起を意識するのはとても大切ですね!
送る日にちは書かず吉日と書くのが常識です。
手渡しの場合は午前中に渡しに行きましょう。
日が高いうちのほうが縁起が良いとされています。
家によってルールなどがある場合もありますので親戚の誰に送るなどはご両親とよく相談してから決めることをおすすめします。
家のルールの範囲でお二人の思うかわいい招待状を送ってくださいね!
家族婚での招待状についてさらに詳しくまとめたページはこちら。
家族婚でも招待状を送ろう!親族だからこそかわいい素敵な招待状を!
8.家族婚に友人を招待しても大丈夫?
家族や親族だけではなく仲のいい友人を数人呼びたい!という方もいますよね?
色々批判的な意見もありますが呼ぶことは問題ではありません。
むしろ、家族挙式に呼んでもらえるほど大切な友人と思ってもらえていると喜ぶ人も多いです。
しかし家族のみの挙式、食事会に友人を招待するときには配慮しなければいけないことがたくさんあります。
家族と親族しかいないのでアウェイなのは間違いないからです。
しっかりと招待した友人も楽しめるように次のことを配慮しましょう!
①席次に注意する
友人は友人だけでまとめた席を作ってあげるほうが良いでしょう。
親戚のおばさん、おじさんと同じ席になると気を使われて帰って気まずいことや、無言になってしまうことがあります。
そういったことを避けるために友人は友人のグループを作ったほうが良いでしょう。
新郎友人と新婦友人や高校時代の友人が同じテーブルになってしまう場合は事前に紹介することをおすすめします。
事前にどんな友達が来るよ!などを伝えたり、お食事会を事前に開くなどをして紹介しましょう。
事前に知っていることで食事会や挙式の最中も楽しんでもらえますよ!
②家族や友人にしっかりと伝えよう!
友人に家族婚であることをしっかり伝えることはもちろんの事、
家族や親族にもこんな友人が来るよ!と事前にしっかりと伝えましょう!
そうすることで家族や親族のの方から話しかけやすくもなりますし、
家族の温かい雰囲気の中に自然と入り込めるのではないかと思います。
さらに詳しくまとめたページもあるのでよければそちらもご覧ください!
9.家族婚でのサプライズ演出!
家族婚では演出で家族に何かしてもらう、してあげるという演出をしやすいのではないでしょうか?
そこで両親や親戚を感動させるサプライズ演出をご紹介します。
①お色直しで口紅だけ塗らずに登場!
花嫁がお色直しでドレスや化粧を変えた際に口紅だけ塗らずに手に持って登場するという演出はいかがでしょうか?
会場でお母様に塗ってもらうのです。
これは紅差しの儀といってお母様から嫁いでしまう花嫁へ最後の身支度を
幸せになりますようにという思いを込めて行うものです。
とても素敵な演出だと思いませんか?
してもらうタイミングも仕度の際や入場前など色々選ぶことが出来ますが
ゲストの前でやってもらうのも思い出になるのでいいですよね!
この紅差しの儀をサプライズでプログラムに加えたら、お母様はとても喜ぶのではないでしょうか。
②花嫁からの電報でびっくり!
このサプライズはシャイな方にピッタリの演出です!
花嫁から手紙は本来であればその場で読むものです。
しかし親族やご両親本人の前で読むのは恥ずかしいという方もいると思います。
そこで内緒で花嫁から両親に電報を送ってみるのはいかがでしょうか?
電報は基本聞き流されてしまいがち。
ですので司会の方に「最後にこの方かたからいただいております」
などと一呼吸置いてから読んでいただき驚かせるのも!
また、新郎新婦どちらかからの電報で
「ご結婚おめでとうございます。私はあなたの事がずっと好きでした...」と他人を装い最後に名前をいって驚かせるというサプライズも感動します。
この方法ならば誰でもびっくりさせることが出来るはずです!
とても雰囲気が和みアットホームな式になること間違いなしです!
③親が祝われるサプライズ
親が祝われる?なんで?と思いますよね!
実はこれ両親を改めて祝うサプライズで密かにブームなんですよ ♪
その内容は自分の母親にベールやブーケを用意してあげるといったもの。
結婚してこれから旅立つ娘からこの先もお幸せにねという意味を込めて送るサプライズ
両家の母親に向けて行えば会場に3人の花嫁が誕生します ♪
これにはゲストの皆もさぞ盛り上がるでしょう!
④サンクスバイト
サンクスバイトとは新郎新婦が両親の口にケーキを口に運ぶというもの。
これは「今まで育ててくれてありがとう」といった意味を込めてするんです!素敵ですよね。
もともと海外で人気だったファーストバイトという演出からきているもので。
「一生美味しいご飯を食べさせる」
「一生食べ物に困らせない」
といった意味を込めるのがファーストバイトになります。
会場も感動でいっぱいになりますし喜んでもらうためにも絶対やりたいですよね ♪
ここには載っていないサプライズ演出もこちらのページではご紹介しています。
10.家族婚でお色直しはできるもの?
ゲストの人数が少なく、演出は盛大や派手というよりも皆が楽しめる温かい演出が重視される家族婚において
お色直しはできるのでしょうか?
実はお色直しは家族婚でもできます!
お色直しをしてみたいと思っている方は後悔しないことが大切ですので家族婚だから、、、と思わずお色直しをやりましょう!
しかし考慮しなければいけない点があるのでしっかりと考えることが必要です。
家族婚のお色直しで気をつけなければいけないポイント
家族婚でもお色直しはできますが考慮しなければいけないポイントがあります!
それはお食事会の時間は短いということです。
お食事会の時間は派手な演出などをしないため大体2時間から2時間半で収まってしまします。
その短い時間の間に主役の新郎新婦が抜けてしまうと演出が少ないためゲストが暇に感じてしまうかもしれません。
家族婚でのお色直しに時間をとられなくする方法は…?
気になる方はこちら!
11.家族婚での引出物はどうするの?
家族婚には引出物が必要なのでしょうか?
基本的にはわざわざ時間を作ってきていただくので引出物は用意したほうが良いでしょう。
ご祝儀を頂いた場合もらいっぱなしではいけないので引出物を渡すのがマナーです。
しかしご祝儀をいただかない場合や親戚間の暗黙のルール等があるので一度ご両親に相談する必要があると思います。
親戚一人一人ご祝儀を持参する人しない人等があるのでしっかり確認しましょう!
また両親に引出物を贈るかどうかに関しては結婚式のあり方によります。
両親も結婚式の話し合いに参加していたり、費用負担している場合は
家で結婚式をひらき招待しているとみられるので両親も招待する側という考え方と
全て新郎新婦で取り仕切っているので両親も招待されているゲストと言う考え方です。
前者であれば引出物を送る必要はありませんが、後者の場合は引出物を送りましょう!
家族で温かみのある結婚式を!
いかがでしたでしょうか?
家族婚はお財布に優しく、家族だけの温かい雰囲気で挙げることができるのでとてもおすすめです!
ぜひあなたの思い描く家族婚を実現させてくださいね!