2018.11.21.Wed
結婚式の打ち合わせって、いつ、何を決めるものなの?③
結婚式の準備・マナー
結婚が決まって、結婚式場選びも済み、いよいよ式当日に向けて準備!
となったのはいいけど、具体的に、式当日に向けてどんな風に準備を進めていくの?
というのは、誰でも戸惑う部分なはず。
そこで前々回、前回と、結婚式に向けての打ち合わせについて、いつ頃、何について決めるのか、ということをご紹介してきました。
前々回は、全体を通しての大まかな流れと、第1回目の打ち合わせについて。
前回は、第2回目の打ち合わせについてご紹介してきました。
特に、第2回目の打ち合わせは、式の内容の大部分を決める、大事な打ち合わせということでしたね。
今回は、第3回目以降の打ち合わせについてご紹介します。
1.第3回目の打ち合わせ(1ヶ月前)
第3回目の打ち合わせは、式の大体1か月前頃に行います。
招待状の返信も揃って、参加者の人数が確定している頃です。
「これまでの打ち合わせで、ほとんどのことは決めてしまったのでは?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
確かに、大体のことを決めてはいるのですが、式当日に向けて詰めなければならない部分はまだあります。
では、実際にどのようなことを決めるのでしょうか?
○第3回の打ち合わせで決めること
・席次の確定
参加してくださるゲストの方が確定したということは、具体的な席次が決められるということになります。
新郎側・新婦側それぞれのゲストをどう配置するか。
親族の席は?
会社の人は何人呼んでいる?
会社の人の中でも、席順があるはず。
意外と、考えはじめると気をつかうのが席次なのです。
・演出などの再チェック
第2回で打ち合わせた、式の進行や演出について、改めて確認を行います。
もちろん、一度決めたことですから、大きく変更する、というのは難しいです。
ただ、ゲストの具体的な人数やメンバーが分かったことで、多少演出を変更する必要も出てくるでしょう。
また、第2回の打ち合わせで「なんとなくで決めてしまったけど、やっぱり……」という、気がかりな点がないとも限りません。
直前になればなるほど、変更が難しくなってきますので、思っていることがあるのであれば、この段階でプランナーさんに相談しておきましょう。
また、ペーパーアイテムなどの、アイテムの準備についても確認しておく必要があります。
式場側が用意してくれる予定なのか、自分たちで用意する予定か。
また、内容や準備はきちんとできているか。
直前になって慌てないために、今のうちに確認しておきましょう。
・司会の方との打ち合わせ
当日の司会をお願いする方との打ち合わせも、このタイミングが良いでしょう。
当日の進行について再チェックし、人数や演出も確定したことで、より具体的な内容まで打ち合わせることができます。
特にスピーチをお願いしているゲストの方の順番や、名前を間違えたら大変です!
間違いのないよう伝えておきましょう。
○第3回の打ち合わせまでに用意しておくこと
第3回の打ち合わせをスムーズに進めるために、次のようなことを考えておくようにしましょう。
・第2回の打ち合わせで決まったことに変更点はないか、の確認
先ほどもご紹介しましたが、後になればなるほど、内容の変更が難しくなってきます。
第2回の打ち合わせで決めたことについて、
「そこまで考えていなかった!」
といった内容がないか、確認しておくようにしましょう。
・席次について
席次についてもあらかじめ考えておくと、打ち合わせがスムーズになります。
会社の中での関係や、新郎新婦どちらかのゲストであるかなど、おふたりにしか分からないことはたくさんあります。
もちろん、式場の形やテーブルの配置などにもよりますが、大体の席次をシミュレーションしておくようにしましょう。
2.第4回の打ち合わせ(1〜2週間前)
第4回の打ち合わせは式の1~2週間前、直前くらいのイメージになります。
この段階までくると、打ち合わせ内容も、ほぼ最終確認、といった形になります。
とはいえ、急な変更はないか、忘れていることはないかなど、きちんと確認しておくタイミングですので、打ち合わせ内容についてきちんと確認しておくようにしましょう。
○第4回の打ち合わせで決めること
・演出やゲストの最終確認
これまでの打ち合わせで決めてきた演出やゲストの方について、変更がないか最終確認をします。
もちろん、この段階で大幅な変更などはできませんが、場合によっては急に参加できなくなったゲストの方がいらっしゃる場合などもあるかと思います。
そうした、急な対応が必要でないかどうかを確認し、必要な場合に、その対応を打ち合わせる形になります。
・持ち込みアイテムの提出
第4回の打ち合わせ時とは限りませんが、持ち込むアイテムがある場合、あらかじめ提出する必要があります。
提出期限は、打ち合わせとは別日程で設定されていることもありますので、いつまでに提出すれば良いのか、確認するようにしましょう。
・最終見積もりの受け取り
打ち合わせの中で、人数が変更になったり、当初予定していたオプションとは別のオプションを使うことになったりということはありうる話です。
そうすると当然、費用の総額も変わってくることになります。
確定した人数や、演出の内容で、いくらになるのかを、式場に計算してもらいます。
○第4回までの打ち合わせに用意しておくこと・もの
・急な変更などがないかの確認
内容や参加するゲストなどの、急な変更はないに越したことはないのですが、それでもどうしても起こってしまうこともあると思います。
もしそういったことがある場合、なるべくすみやかに、式場の方に共有するようにしてください。
・持ち込みアイテムの用意・確認
アイテムを持ち込む際には、当然その用意を自分たちでしないといけません。
段取りや誰・どこにお願いするなどの手はずも自分たちで整えないといけませんので、直前になって慌てることのないよう、あらかじめ確認するようにしておきましょう。
まとめ
3回にわたって、結婚式の打ち合わせについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
すべての式場がこの通りに打ち合わせをされるとも限りませんし、また、結婚式・披露宴の規模やこだわり具合によって打ち合わせ回数が変わってくるということは、これまでにご紹介してきた通りです。
代表的なパターンとして、
「大体こういう流れなんだな」
と理解して頂ければ幸いです。
また、
「こんなに決めないといけないことが多いなんて、大変そう!」
と思われた方もいらっしゃることと思います。
確かに、結婚式の打ち合わせは、細かな部分まで決めなければなりません。
けれども、それはおふたりの新しい生活の出発を飾る、大事なイベントだからこそ。
「結婚式は一生に一度のイベント」
とは良く言われるとおりです。
また、どんなカップルも、はじめての結婚式のプランニングに、戸惑ってしまうこともあるはずです。
困ったり、わからなかったりしたなら、ぜひプランナーさんに相談してみてください。
せっかくの一大イベントです。
おふたりの思い出に残る、ステキな結婚式を作り上げてくださいね。
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