2019.8.14.Wed
【結婚式】お金で失敗しない!ご祝儀袋のマナーって?
その他
結婚式ではお祝いの気持ちを込めて渡す《ご祝儀》。
そんなご祝儀にもお金から渡し方まで、さまざまなマナーがあることはご存知でしょうか?
今回は新郎新婦にとって大切な結婚式で失敗しないためにも、お金やご祝儀に関する基本マナーをご紹介します!
目次
1.ご祝儀の金額相場は?
ご祝儀の金額は関係性によって変わる!
ご祝儀の金額相場は、「3万円」 が一般的であると言われています。
しかし、ご祝儀は相手との関係性で包む金額も変わります。
ゲストである場合、あなたが友人や同僚なら、金額の相場は「3万円」、新郎新婦の身内であるほど、目安となる金額も上がってきます。
なので、相手との関係性や状況によって、親や周囲と相談しながら決めましょう!
割り切れる金額は避ける!
ご祝儀を(には)包む金額にもマナーがあります。
ご祝儀では、割り切ることができない「奇数」の数字がよしとされています!
これには、「二人の仲が分かれないように」という意味が込められています。
また、千円札や五千円札をご祝儀に入れる場合にも、奇数の枚数にしましょう!
2.ご祝儀袋のマナーは?
ご祝儀の袋の選び方
【適切な装飾は?】
ご祝儀袋は「水引(みずひき)」の結び方・色によって意味が違うんです!
ご結婚のお祝いの場合、“一度きりのお祝い”という意味で、一度結んだら解けない「結び切り」または、「あわじ結び」のものを選びましょう!
【金額による違い】
ご祝儀袋は、包む金額によって種類が違ってきます!
目安として、ご祝儀の1/100くらいの値段で選ぶことが望ましいとされています。
豪華で大きな水引のついたデザインのご祝儀袋に、少額の金額を包むことは失礼ですので、「包む金額」と「袋の装飾の豪華さ」のバランスを考えることが大切です!
表書き・中袋の書き方
【表書きの書き方】
ご祝儀袋の表書きは、人数によって異なります。
「1名の場合」
水引の下にくっきり明記し、表書きに記載した「寿」などの名目の大きさよりも小さく書くことに注意して書きましょう。
「連名(2名)の場合」
ご夫婦で渡す場合が多く、右側に夫、左側に妻の名前を記入します。
名字はどちらもつけて構いません。
「連名(3名)の場合」
3人で送りたい場合、目上の人の名前を右に書きます。
友人同士で送る場合、右から50音順に並べましょう!
「連名(4名以上)の場合」
4名以上の場合は、代表者の名前を中央に、その左側に「外一同」と記入します。
【中袋の書き方】
中袋とは、ご祝儀袋の中に入っている実際にお金を入れる封筒のことです。
中袋に金額を記入する場合、表面に「金◯萬円」と、数字の旧字体を用いて書くことがよいとされています!
また裏面には、金額と住所を必ず記入しましょう!
紙幣の入れ方
結婚式はお祝いごとですから、包むお金は必ず新札を用います。
中袋を開いた際に、お札の表が上になるように入れましょう!
3.ご祝儀袋の渡し方って?
会場での渡し方
受付に到着したら、「本日はおめでとうございます。」と挨拶をし渡します。
ご祝儀を袱紗(ふくさ)から取り出し、畳んだ袱紗の上にご祝儀を置き、両手で渡します。
その時に、ご祝儀袋の文字が受付の方に向けて渡すよう注意しましょう!
欠席の場合
式自体に事前に出席できない場合は、結婚報告を受けてから、遅くとも結婚式の1週間前までに渡せば問題ありません。
1週間前までに渡すことができない場合、結婚式が終わってしばらくして持参してもOKです!
4.まとめ
このようにご祝儀にはお金のみならず、さまざまなマナーがあります。
マナーをしっかり守り、新郎新婦にとって華やかな舞台となるような結婚式にしましょう♪