2019.1.4.Fri
せっかくの機会!夏の結婚式に着ていく着物はどんなものが良い!?
ドレス・タキシード
夏の結婚式にお呼ばれされてなにを着て行こうかとても悩みますよね!
暑いけど好きなドレスを着たり、ヒールのパンプスを履いたりとゲストも気合いを入れておしゃれをします。
そんな中「着物」を結婚式に着ていきたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし夏の結婚式では会場の空調はあるとはいえ暑さなどがとても気になるところ。
そこで今回は夏の結婚式でも涼しく着こなせる着物の選び方などについて触れていきましょう。
目次
1.着物の素材の種類を知ろう。
まずは着物の素材の種類について見ていきたいと思います。
というのも着物には実は夏用と冬用のものがあるのをご存知でしたか?
普段着るお洋服のように着物にも夏のもの冬のものがあり、今回見ていく夏用には素材の違いもあります。
①夏の着物「絽( ろ)」
夏の着物には「絽」という素材の着物を着られることが多いです。
もじり織という織り方で、2本の縦糸をもじりながら横糸と織り込んで作られているので透け感があります。
その透け感のおかげで見た目も涼しくまさに夏ピッタリの生地の着物。
また、生地のランク的にもフォーマル向けなので結婚式や卒業式、さらにパーティーなど幅広く活躍してくれます♩
そしてその「絽」の生地自体にも種類がございます。
「三本絽」や「五本絽」などと呼ばれ、横糸の織り上げ方によってその呼ばれ方が異なってきます。
「七本絽」や「九本絽」というのもあり、今度は縦糸に作る隙間の違いで呼び方が変わり季節によって選ぶべき絽が変わるのも面白く日本らしさを感じますね♩
②夏の着物「紗(しゃ)」
もう一つは「紗」と呼ばれるのもの。
降り方は絽と同様もじり織なのですが絽よりもシンプルな作り方であるため、ややカジュアルやセミフォーマルめな印象の着物になります。
見た目は絽よりも透け感があり涼しげな印象にはあるのですが、フォーマルなシーン向きではありません。
生地のランク的にも絽よりもワンランク下なので結婚式などというよりは二次会向けのような気もします。
2.夏らしい着物コーディネートを楽しもう。
さて、夏の着物にピッタリな「絽」の着物のコーディネートについて見ていきましょう。
絽の着物はカラーや帯・紐、小物類によって夏らしさがグンと上がります。
①絽には淡いカラーが夏にはよく合う
夏の結婚式には淡いブルーやパープルなどのカラーの着物がよく映えます。
柄なども入っているととても華やかな印象になって可愛らしいです♩
②帯は白っぽいカラーで着物と相性良く見せよう
淡いカラーの着物と合わせるには派手な帯を選んでしまうと少しカジュアルさが強くなってしまいます。
上品さをそのままにホワイトカラーの帯でしっとりとした印象に。
もう少し派手めにしたいなと感じるのであれば金や銀などのカラーの帯を着用すると派手すぎず素敵なコーディネートに仕上がります。
また、結婚式のような格式の高い場では礼装用のものを選びましょう!
③小物類は控えめに豪華に。
着物の場合、小物類は着物の格と合わせるのが一般的とされています。
カバンなどはドレスに合わせるようなものよりは布製のものが雰囲気も出て素敵♩
アクセサリーは基本的に自由ですがピアスをつけるのであれば揺れないものを選びましょう。
3.夏の着物コーデの暑さ対策!
暑い夏の結婚式で着物を着ていきたいとなるとやっぱり気になるのは暑さです。
会場内は空調が効いているとしても会場までの道のりなど炎天下の中とっても暑い!
ここで少し、着物を着ていく人のための暑さ対策についてご紹介いたします。
①こっそり保冷剤をもっておこう
側から見たら涼しそうな絽の着物でも、着ている本人は暑いです。
首元が冷えるように襟元に保冷剤をこっそり忍ばせておきましょう。
汗もかきにくくなるので一石二鳥です。
②着付けを会場でする
会場についてから着物に着替えるという手もあります。
外は炎天下なため、会場内の冷房の効いた部屋で着付けをすれば汗も出ないので涼しく着こなせます♩
③タクシーで会場へ
どうしても自宅から着物を着て会場に向かう場合は無理をせずタクシーなどを利用してみるのも良いでしょう。
もしレンタルの着物などを利用する場合は汗ジミがついてしまうのが怖い!
極力汗をかかないように涼しく移動するのも対策の一つです。
暑さ対策はバッチリと!夏らしい着物コーデを楽しもう!
いかがでしたでしょうか。
夏の結婚式はとても暑いことが多いです、それに加えて着物を着ることも暑い印象があります。
しっかりと涼しく過ごせるような対策をしながらも、着物の素材や色、帯などにこだわって素敵で夏らしい装いで結婚式をお過ごしください。
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