2018.7.18.Wed
ブライダルメイクってどんなメイク?そのコツとは?
挙式・披露宴・演出
「ブライダルメイクってどんなメイク? そのコツとは?」
結婚式を挙げることが決まったのは良いけれど、あれもこれもと用意しなければならないことばかり!
両親への挨拶にはじまり、式場選び、ゲストの招待、当日の演出まで……。
でも待って、大事なことを忘れていませんか?
結婚式の主人公は、なんと言っても新郎新婦。
おふたりの準備がバッチリじゃなきゃ、始まりません。
特に新婦の場合、衣装からアクセサリ、ブーケまで、選ばなければならないものはたくさんあるはず。
そして何より、顔の印象を決める、メイクを忘れてはいけません。
「えっ、結婚式のメイクって、ふだんのメイクと違うの!?」
と、びっくりされている方がもしかするといらっしゃるかもしれませんが、実は結婚式でのメイクは、ふだんしているメイクとはちょっと異なるのです。
今回はそんな、結婚式のメイクについてご紹介します。
「知らなかった!」
という方も、
「なんとなくは知っていたけど……」
という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 結婚式のメイク(ブライダルメイク)の基本とは?
ご自身で経験されているかもしれませんし、あるいは誰か知り合いの結婚式で気づいた方もいらっしゃるかもしれません。
結婚式用のメイクって、ずいぶんと濃くないですか?
「ふだんはナチュラルメイクだし、あれだけ濃いメイクだとちょっと違和感あるかも……」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
けれどもご安心ください。
結婚式用のメイク(ブライダルメイク)が濃いのには、ちゃんと理由があるんです。
・ドレスに合わせて
ウェディングドレスはどれも、あしらいやレース、色など、華やかなものばかり。
そこにナチュラルメイクなど、ふだん通りのメイクを施すと、どうしてもドレスと比べて印象が薄くなってしまいます。
ドレスに合わせ、引き立たせるためには、しっかりとしたメイクが不可欠なのですね。
・遠くの席からでもはっきりと顔立ちが分かるように
どれだけのゲストの方を呼ぶのかにもよりますが、例えば60~70名のゲストだとすると、会場は中々の広さです。
新郎新婦から遠い席だと、顔がはっきりと見えにくい場合もあります。
そこで、少しでも濃いメイクにすることで、ゲストの方に印象を与えられるのです。
・写真映え・映像映え
結婚式・披露宴の様子を撮影される方も多いかと思います。
例えばフォトスタジオで撮影されたことのある方なら分かるかと思いますが、撮影の時って、メイクを濃くしたり、ライトを眩しいくらいに当てたりしますよね。
そのくらいやらないと、いざ写真や映像になったときに、やっぱり印象が薄れてしまうんです。
そんな訳で、ブライダルメイクはふつうのメイクよりも濃くなるのですね。
特に、ベースメイクや目元のメイクは、しっかり施します。
目元目元はやはり、顔全体を印象づけるため。
また、ベースメイクは、長時間でも崩れないようにするため。
特に結婚式では、ついつい感動して、涙がホロリ……なんてシーンも多くなります。
そのために、しっかりめにメイクを施したり、ウォータープルーフのアイテムを使ったりします。
2.希望通りのブライダルメイクにするには?
ブライダルメイクは基本的に「濃い」ことはお分かりいただけたかと思いますが、それでも、
「アイラインは黒より茶色!」
ですとか、
「出来るだけチークは抑えめにしたい……」
ですとか、
「私はもっとこうしたい!」
という希望のある方も多いかと思います。
そういった希望は、どうすれば良いのでしょうか。
・まずは希望をメイクさんに伝える
式場のメイクさんはブライダルメイクの専門家です。
基本的には、オーソドックスなブライダルメイクに仕上げるようにしますが、かといって新婦さんの希望がまったく叶えられない、という訳でもありません。
メイクさんに希望を伝えれば、その希望を、ブライダルメイクから外れない範囲で叶えてくれるでしょう。
ぜひ、メイクさんと相談しながら、あなただけのブライダルメイクを実現してみてくださいね。
・前撮りやリハーサルで一度撮影してみる
また、前撮りやリハーサル時のメイクを写真に撮って、家に帰ってから確認する、というのも手です。
いちど時間を置いて見直すことで、メイクをしている最中では気づかなかったことに気づくかもしれません。
また、リハーサルのあとに
「やっぱりこうすればよかったんじゃ……?」
なんて思うこともあるかとは思います。
そんなときに、実際のメイクを確認するためにも、撮影しておくことをオススメします。
・お色直しも考えたメイクを!
挙式や披露宴の途中でお色直しを考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
お色直しの際には、メイクも変えることが多いです。
というのは、メイクはドレスに合わせて仕上げるからです。
白色のドレスなら、すっきりとしたメイクに。
カラードレスなら、メイクもその分しっかりと。
また、和装なら和装用のメイクがあります。
特に和装の場合だと、白粉(おしろい)を使ったりして、ベースからメイクが変わる場合もあります。
1日の中で何回お色直しをするのか、を考えながら、それぞれの衣装に合わせてメイクが変わることも考慮しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ブライダルメイクって、そういうものなんだ!」
という気づきがあったなら幸いです。
ブライダルメイクはふだんのメイクとは違う!
ということをご紹介してきましたが、一方で、ブライダルメイクといっても、ふだんのメイクの延長にあるものです。
「あなたらしい」メイクが叶えられるように、ぜひ考えたり、相談してみたりしてくださいね。
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