2018.7.4.Wed

結婚式で読む両親への手紙には何を書けばいい!?注意点もチェック!

挙式・披露宴・演出

「両親への感謝の気持ちや、伝えたいことはたくさんあるのに、手紙にしようとすると上手くまとまらない……。」

 

花嫁の両親への手紙を読み上げるシーンは、間違いなく結婚式で一番盛り上がるポイントです。

ところがいざ自分が結婚式を挙げるとなるとこれが中々難しいもの。

 

そこで今回は、大切な気持ちを上手くカタチにする、そのやり方をご紹介しようと思います。

 

結婚式 手紙

1.両親への手紙の書き方とは?押さえるポイントはここ!

 

両親への手紙を書くうえで大事なことは、実はたったひとつです。

 

それは、自分の素直な気持ちを伝えること

 

結婚式の体裁を整えたいから、だとか、ゲストの目が気になるから……だとかで、本当の気持ちでないことを伝えてしまっては、せっかくの機会がもったいないですよね。

なので、大前提として、気持ちを素直に伝えることを心がけましょう。

 

とはいえ結婚式の1シーンとして手紙を読み上げる訳ですから、ある程度の体裁が整っていた方が良いことは間違いないです。

例となるような文章もご紹介しますが、それらはあくまでも参考に、皆さまの気持ちをカタチにしてください。

 

○序文

 

まずはゲストの方へのあいさつと、なぜ、どんな気持ちで手紙を読み上げるのかを、簡潔にまとめましょう。

 

 

「本日は、私たちの結婚式にお越し頂き、本当にありがとうございます。

こうして、無事今日という日が迎えられたのも、ひとえに皆さまのお陰だと感じています。

特に、これまで私を産んで、育ててくれた両親には、本当に感謝の気持ちしかありません。

ふだん、両親がいることは当たり前すぎて、そんな気持ちを伝える機会も、あまりありませんでした。

なので、この場で改めて、両親に、感謝の気持ちを伝えたいと思います」

 

 

○本文

 

一番大事な、ご両親への気持ちを伝える部分です。

ここでは、具体的なエピソードがあると良いでしょう。

 

お父さまやお母さまは、どんな方でしょう?

そして、その性格が良く表れているような思い出はありませんか?

 

例えば、仕事がどんなに忙しくても、家事に手を抜かなかったお母さん。

自分が働くようになって、改めてその大変さに気づいた、ということであれば次のような感じでしょうか。

 

「お母さん。お母さんはいつも、家に帰ると、ご飯を用意してくれていました。

当時はそれが当たり前すぎて、気づいていなかったけれど、今、自分で家事をするようになって改めて、その大変さを実感しています。大学のときに、サークルの飲み会があって、夜遅くに帰ったとき、寝ずに待ってくれていたよね。

「外で食べてくるなら、ちゃんと連絡しなさい」って怒られて、その時は、「もう大学生なんだし、そのくらい好きにさせてよ」って思っていました。でも、そういうことじゃなかったんだね。

誰かのために、ご飯を作ること。その人の帰りを待つこと。今だからこそ、お母さんに大事にされていたんだなって、分かります。本当にありがとうございます。これからも、よろしくね」

 

○結び

 

改めて、ここまでの気持ちを聞いてくださったゲストの方に、改めて感謝の気持ちを伝えましょう。

また、これから末永いお付き合いとなる、新郎のご両親や親族にも、あいさつをすると良いでしょう。

 

「ここまで聞いて頂き、本当にありがとうございます。

また、○○さん(新郎)のお父さま、お母さま、ご親族の皆さま。

私を温かく迎え入れてくださって、本当にありがとうございます。

こんな私ではありますが、これからも末永く皆さまとの関係を築いていければ、と思います。

今後とも、よろしくお願い致します」

 

2.手紙を書く際に気をつけたいこと

手紙

また、手紙を書く際に、いくつか気をつけておきたいことがあります。

以下の点を考慮しながら、手紙を書くようにしましょう。

 

○手紙を書く時期について

 

両親への手紙は、なるべく早い時期に書いておくことをオススメします。

どうしたって、挙式の直前には何かと忙しくなるもの。

 

また、手紙を書いているうちに気持ちが高ぶって上手く書けなかったりするかもしれません。

前日に慌てて書き上げて、当日のコンディションがいまひとつ……なんてことにならないように、前もって準備するようにしましょう。

 

○NGワードに注意!

 

少し難しい話になりますが、結婚式では使ってはいけない、「忌み言葉」というものがあります。

忌み言葉というのは、簡単に言うならば、縁起が悪いとされている言葉です。

イメージとしては、ネガティブな言葉などは使わないようにしましょう。

 

・別れや離婚を連想させるような言葉

別れる、切れる、壊れる、終わる、冷える、捨てる、破れる、おしまい

 

・ネガティブなイメージを持つ言葉

忙しい、負ける、弱い、病気、流れる

 

・重ね言葉

重ね重ね、軽々、またまた、たびたび、次々、まるまる、等々

 

○リハーサルをしておこう

 

手紙を書きあげたあとには、必ず読む練習をしておきましょう。

当日のプログラムの中で、どの程度、手紙を読む時間を取るかは人それぞれだとは思いますが、時間の中で収まるか確認しておきましょう。

 

また、当日はどうしても気持ちが高ぶって、上手く読めない場合もあるかと思います。

少し時間の余裕をみておくと良いかも知れません。

 

もし一度読んでみて、時間と合わないな、と感じたら、文章の長さを調節してみてください。

 

まとめ

新郎新婦

いかがでしたでしょうか。

手紙を書くうえで気をつかわなければならないことが多いなぁ、と感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん今回ご紹介したこと全てに気をつかいながら手紙を書ければ言うことはないのですが、いきなり実践するのも難しいかと思います。

 

何より、自分の素直な感謝の気持ちを伝えることが一番大事なのです。

まずは一度手紙を書いてみて、そこから、今回ご紹介したポイントについて、見直してみると良いのではないでしょうか。

ぜひ、ステキな手紙になるよう、チャレンジしてみてください。

 

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