2018.3.6.Tue
結婚式のお見積り、なんで上がるの?お見積りに含まれる項目と費用を抑えられる項目について
その他
結婚式の費用、約80%のカップルが初回の見積もりよりも高くなったと言っています。
実際にかかった結婚式の費用は全国平均で約350万円~400万円程度と言われています。
350万円~400万円程度のお見積りを覚悟していて、もっと安いお見積りが出てきたらちょっと嬉しくなりそうですよね!
ですが、安さだけに惹かれて契約してしまい、本当にやりたいことができない結婚式になってしまっては元も子もありません。
今回は結婚式のお見積りに関してまとめてみましたので、
「これからブライダルフェアに参加して式場のお見積りをとる予定。」
という方や、
「もうお見積りをもらったけど、足りていない項目はないかな?抑えられる項目はないかな?」
なんてお考えの方はぜひ参考にしてください♪
目次
1.先輩カップルのみんなは、一体いくらくらい高くなっているものなの?
「初回見積もりの安さに惹かれて〇〇に申し込んだけど、打ち合わせを重ねるうちに結婚式費用があがってしまった・・・」
なんて声、よく聞きますよね。
演出の希望やお料理のランクなど特に要望を出さず、気軽に「お見積りを出してください」とお願いすると予想以上に安い金額でお見積りをもらうことも。
一般的にどこの結婚式場も、初回のお見積りではできるだけお得に見えるように最低限のプランでのお見積りを出す場合が多いようです。
お料理のランクをあげたり、お色直しを追加したり、引き出物を変えたり・・・
要望をどんどん追加していくと、最終的には「80万円~100万円くらい金額が上がってしまった!」なんて事もよくあります。
せっかく会場の雰囲気やお料理が気にいってその会場で式を挙げようと決めても、後々費用が高くなってしまってなんだか微妙な気持ちになるのは嫌ですよね。
それに、もし挙式後に80万円~100万円も余裕あったら、リッチな新婚旅行に行けるかもしれないし、新居の家具やインテリアにもこだわれるかもしれません!
2.なんと、初回の見積りより最終お見積りの方が費用が下がっている人も!
「80%のカップルが初回見積もりより最終見積もりが上がった」
ということは、残る20%のカップルは
「初回見積もりと同じくらいか、もしくは初回見積もりより安い最終見積もりになった!」
ということ!
同額 or 下がったというカップルは何に気を付けていたのでしょう。
先輩カップルの声を集めてみました。
「初めは最低限の見積もりが出てくるもの、と友達から聞いていたので、友達の結婚式の内容を参考に入れたい項目をリストアップしていった。初回お見積りの段階で、リストを提示し現実的なお見積りにしてもらった。」
「もともと結婚式への憧れは強かったので、自分が結婚式を挙げるとしたら・・・というイメージは出来ていました。後から値段が上がるのは嫌なので初めは希望をすべて盛り込んで、不要なものをそぎ落としていくように相談をしました。結果、初回お見積りより安く収まりました。笑」
「特にやりたい演出とかは決まっていなかったので、他カップルを参考としたときに平均的なプランで見積もりを出してほしい、とお願いをしたところ、最終的な金額と大差ないお見積りでした。」
このように、初回見積もりより実際の費用の方が安かった、というカップルはみんな初めにできるだけ要望を伝えているようです。
結婚式時期がまだしばらく先でそれほど具体的なイメージが沸いていないという方は、
「できるだけ現実的なお見積りで」
と一言、プランナーさんに伝えるだけでも、ゆくゆくのギャップを抑えられるかもしれません。
3.見積もりに含まれる項目って?
・初回見積もりはたいてい安くなっている!
・後々のお見積りが上がらないように初めに希望を言う!
ポイントは分かっても、具体的な結婚式のイメージが決まっていない、演出等の相談をする時間がない、なんて場合もあると思います。
決まっていないことを基に話はできませんよね。
そんな方は、せめて“お見積りに含まれる項目”についてメモしておくとイメージがしやすくなると思います。
ここでは、「お見積りに含まれる項目」と「それぞれの項目についてワンポイント」をまとめていきます。
■挙式料
・・・値下げは厳しい項目
■会場の使用料
・・・値下げは厳しい項目
■席料
・・・値下げは厳しい項目
■お料理
・・・ランク×人数により金額の振り幅が最も大きい項目。
初回お見積りに載っている単価は、その会場で用意されているお調理プランのどのランクのものか確認を。
料理にこだわりがない場合でも中間くらいのランクのお料理でお見積りをとるのがベター。
■飲み物
・・・お料理同様、ランク×人数により金額の振り幅が大きい項目。
お子様のゲスト人数等でも料金の差が出てきます。
招待ゲストの内訳が決まっている場合は忘れずにプランナーさんに伝えてください。
■衣装・アクセサリー代
・・・自分たちで準備可能、持ち込み可能か確認
会場によっては提携先の衣装で挙式してください、という決まりがある場合も。
事前にプランナーさんに確認しましょう。
■ヘアメイクや着付け
・・・会場のプランに任せた方が無難。外注やお友達に依頼すると当日の流れの打ち合わせ等会場側との調整が必要となってくるため、挙式直前の忙しいタイミングで新郎新婦への負担が増えるかも。削りにくい項目。
■介添料
・・・会場のプランに任せた方が無難。会場によってはヘアメイクと介添を兼ねている場合も有。削りにくい項目。
■ウェディングケーキ
・・・食中毒等、トラブルへの配慮から持ち込みはNGの式場がほとんど。削れない項目。
■音響の使用料
・・・会場のプランに任せた方が無難。削りにくい項目。
■フラワーシャワー
・・・自分たちで準備可能、持ち込み可能か確認
■装花費用
・・・持ち込みはNGの式場がほとんど。複数のプランがあるのでプランの中から選ぶスタイル。削りにくい項目。
■ブーケ、ブートニア
・・・自分たちで準備可能、持ち込み可能か確認
■引き出物、引き菓子
・・・自分たちで準備可能、持ち込み可能か確認
■招待状、席次表
・・・自分たちで準備可能、持ち込み可能か確認
■写真撮影
・・・外注やお友達等に依頼することも可能なものの、会場側とカメラマン等の事前打ち合わせの調整等も必要となってくるので負担が増えるかも。どうしても頼みたい人がいる場合、外注可能か確認を。
■ビデオ上映
・・・外注やお友達等に依頼することも可能、外注可能か確認
■司会者
・・・外注やお友達等に依頼することも可能なものの、会場側とカメラマン等の事前打ち合わせの調整等も必要となってくるので負担が増えるかも。どうしても頼みたい人がいる場合、外注可能か確認を。
全てにおいて、持ち込み・外注をする場合は会場側に「持ち込み料」という追加費用を払わなければなりません。
自前で用意した衣装代 + 持ち込み料を計算すると、式場でオススメされた衣装の方がお得だった、なんて場合もゼロではないのでご注意を。
4.お見積りに含まれる項目を念頭に、理想の結婚式を。
いかがでしたでしょうか。
項目を一覧で見てみると、絶対にこだわりたい項目と、譲れるかな?と思える項目がなんとなく出てきたのではないでしょうか。
結婚式の準備、早めに取り掛かる方であれば1年以上前から動かれていると思います。
その分結婚式場との契約も早くされるかと思いますが、契約後は変更を言いにくい場合、会場側が変更を受け付けてくれないなんて場合もあります。
どの項目で外注や持ち込みが可能かどうかだけでも確認しておくと、その後のプランニングがしやすくなると思います。
本記事が結婚式場からへお見積りを依頼する際の参考になると幸いです!
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