2018.3.6.Tue
お色直し、和装を検討されている方へ。和装の種類とその魅力について
結婚式の準備・マナー
結婚式のお色直し
「一着目はウェディングドレス。2着目は和装で!」
という選択をする方が増えています。
伝統的な婚礼衣装である白無垢、色とりどりで美しい色打掛(いろうちかけ)、未婚の女性しか着ることのできない振袖など、その種類は様々。
和装はご両親や親戚、お年を召されたゲストの方にも人気で、親孝行にもうってつけの衣装です。
そこで今回は「2着目は和装で!」とお考えの皆様へ、和装の種類と和装であげる結婚式の魅力についてご紹介していきます。
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1.“嫁ぎ先の家風に染まります” 白無垢
和装といえば真っ先思い浮かぶのが“白無垢”ですよね。
白無垢はその他の和装の婚礼衣装と比較したとき、最も格式の高い正礼装となります。
白無垢のルーツは、もともと武家社会で生まれた婚礼衣装で、一般の花嫁も着るようになったのは戦後と言われています。
頭のてっぺんから足の先まで全てを白で統一した装いは、古くから女性の憧れの的。
挙式が終わるまで新郎以外には顔を見せない、という奥ゆかしさと初々しさの意味が込められた“綿帽子”を組み合わせることができるのは白無垢だけでとなっています。
綿帽子は色打掛や引き振袖と合わせることはできないので、綿帽子ありきで白無垢を選ぶ花嫁もいらっしゃいます。
本来、白無垢は挙式でしか着られない衣装と決まってたので、神前式や仏前式でしか着られない衣装でした。
ですが最近は、チャペルや教会式でも無垢を合わせる方が増えています。
2.“豪華絢爛” 色打掛
華やかで美しい“色打掛”もとても人気の花嫁衣裳です。
色合いや柄も豊富にあり、その意味合いも多岐にわたります。
室町時代以降の武家女性の礼装とされていた打ち掛けは、小袖の上から同形の衣をかけたスタイルを意味します。
色鮮やかな下地と、縁起のよい文様や刺しゅうがほどこされた色打掛は、編み込みや前髪ありなどの洋装スタイルの髪型とも相性が良く、モダンな雰囲気を演出できます。
和装で個性・オリジナリティーを演出したい、という方にはとってもおすすめです。
3.“未婚女性の第一礼装” 引き振袖
花嫁しか着ることの許されていないスタイル“引き振袖”は、その名の通り袖を引きずるのが特徴です。
色打掛と比べると軽くて動きやすくなっているので、ドキドキ緊張しっぱなしの結婚式・披露宴では少しでも身軽でいられるのは最大の魅力。
昭和初期にもっともポピュラーであった“黒引き振袖”は「他の誰の色にも染まりません」という、夫への忠義を誓う格調高い色とされていました。
引き振袖といえば黒のイメージが強いですが、黒以外にも、“魔除けを意味する赤”や“高貴な色とされている紫”、その季節にあった色合いの振袖がたくさんあるので、好みの色合い、自身の肌色に合う色合いの振袖を選ぶことができます。
成人式などで振袖を着たことがある女性は多いかと思いますが、もし成人式で着た振袖を結婚式でも着ようとお考えの場合、結婚式で着用する振袖は袖の長さが違ったり、裾・袖口に「ふき綿」という綿が入るなど、成人式の振袖とは異なる点がありますので、お直しの必要があるかもしれませんのでご注意を。
4.和装の魅力
最近では「kimono」が国際語として世界から注目されているほど、和装は人気を得ています。
カラードレスと比較すると、ひとつひとつの柄に縁起のよい意味が込められた和装は、日本ならではの伝統と製法の美を感じることができる特別な装いです。
白無垢も引き振袖も結婚後は着ることができないので、一度でも着てみたい!と思っている方は結婚式が最後のチャンス。
冒頭でもお伝えした通り、和装はご両親や親戚、お年を召したゲストの方にもとても評判のよいスタイルです。
もともと日本人のためにつくられた和装は、体系にも馴染みやすいので、「最も美しくありたい日」に適した衣装でもあると言えるでしょう!
5.まとめ
和装の種類と魅力についてまとめてみました。
和装はカラードレス以上に色や柄が多いので、自分に似合うものを限られた時間でいかに探せるかが肝になるでしょう。
ブライダルフェアに参加して、ドレス試着会で試着できる場合もありますが、
「2着目は絶対に和装!」
と決めている方は、結婚式を挙げる予定の結婚式場やブライダルフェアに参加する結婚式場で和装の取り扱いがあるかどうかを事前に確認することを忘れないようにしましょう!
神戸セントモルガン教会では和装も多く取り扱っています。
「神戸で結婚式、お色直しは和装を♡」
と検討されている方はお気軽にお越しくださいね♪