2020.7.24.Fri
婚姻届受理証明書って知ってる?もらい方や必要な場面は
その他
皆さんは、「婚姻届受理証明書」ってご存知ですか!?
あまり馴染みのない言葉ですよね。
どういった書類でどこで発行してもらえるのか気になりますよね!
今回は、婚姻届受理証明書についてご紹介します。
目次
婚姻届受理証明書ってどんな書類!?
まずはそもそもこの書類はってどういうもの?と疑問を抱く方は多いことでしょう。
「婚姻届受理証明書」とは、「お二人が婚姻届を確かに受理しましたよ!」ということを公的に証明してくれる書類のことです!
簡単に言うと…
「お二人は法的に夫婦です!」と証明してくれる書類。
婚姻届受理証明書は、役所によって様式が全く違いますが書いてある内容はだいたい下記の通りです。
・役所が婚姻届を受理した日
・婚姻の生年月日
・夫の氏名
・妻の氏名
・本籍
これって何に使えるの?
婚姻届受理証明書は新しい戸籍謄本ができるまでの仮の証明書になるんです!
※「戸籍謄本」とは、「戸籍の原本から情報を写した書類」
役所で婚姻届が受理されれば、夫婦として新しい戸籍を作ってくれますが、
戸籍はすぐに出来るわけではなく、新しい戸籍ができるまでに約1週間前後かかることもあり、
その間は、戸籍の写しでもある「戸籍謄本」も発行ができなくなるんです。
そんな時に役に立つのが「婚姻届受理証明書」です!
婚姻届受理証明書はどんな時に必要?
① 住民票への記載
住民票が置いてある役所へ出向き、婚姻届受理証明書を提出する事で名義変更ができ、
旧姓から新姓へ変更する事ができます!
これで、新しい名字の住民票を使用できるようになります。
② 会社への届け出
結婚後、妻が夫の「扶養家族」になるという場合、会社によってはすぐに届け出の手続きが必要な場合があり、
この時に必要な書類が、婚姻届受理証明書です!
婚姻届受理証明書が使用できない場面
① 免許証の名義変更
免許証の名義変更には「本籍記載の住民票」が必要です。
② 銀行口座の名義変更
銀行口座の名義変更には「戸籍謄本」もしくは「名義変更が済んだ免許証」が必要です。
婚姻届受理証明書はどこでもらえるの?
婚姻届受理証明書は、婚姻届を提出した市町村区の役所でもらえます!
役所の業務時間内に婚姻届を提出し、問題なく受理されれば、その場で発行してもらえることも。
もしくは、窓口にて「婚姻届受理証明書をください」と伝えればOKです。
また、発行してもらうには1通350円の発行手数料がかかります!
この時に、本人確認が求められるので下記の証明書のどれか1つを持参しておいてください。
・マイナンバーカード
・住民基本台帳カード
・パスポート
・運転免許証
代理人が請求することも可能
代理人が請求することも可能で、その際に必要なものは下記の3つです。
・委任状
・代理人の印鑑
・代理人の本人証明書
婚姻届受理証明書には賞状タイプもある!?
婚姻届受理証明書には、350円の通常タイプのほかにまるで賞状のような上質紙を使用したタイプのものがあります!
婚姻届を提出した役所で「上質紙を使用した婚姻届証明書をください」と伝えればOK。
発行手数料はなんと通常タイプの4倍の1400円。
かなり立派な見た目のため、結婚式や二次会でゲストに披露したり、額縁に入れて飾ったりしてもいいかも♪
ただし、賞状タイプのものは発行に日数がかかる場合があるので、
手続きなどですぐに発行しなければいけない場合は、通常タイプのものを発行してください!
※地域によっては、地域の個性を生かしたデザインが印象的な婚姻届受理証明書が発行できることも。
まとめ
いかがでしたか!?
婚姻届が受理された事を証明する「婚姻届受理証明書」についてご紹介しました。
婚姻届受理証明書は、ふたりが結婚したことを証明してくれる公文書ですが、
証明書として使うという目的以外に、結婚の記念に発行してもらうというふたりも少なくありません。
一度に複数枚請求することもできますので、証明書として提出し、
記念として手元に残したいという場合には、まとめて請求しておくと便利です。
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