2019.7.29.Mon
結婚式のお車代の金額相場は?封筒や渡し方のルールまとめ
結婚式の準備・マナー
結婚式に参加して下さったゲストへ新郎新婦からお礼を込めてお渡しする【お車代】
形式として渡すことは知っていても、いざ用意をし始める時に「どうやって渡せばいいの?」「封筒の種類は?」「いくら渡すべき?」など、分からないことが意外なほどたくさん出てくるもの。
なかなか用意する機会のないお車代だからこそ、しっかりと身に付けておきたいお車代の一般的な知識やルールをご紹介します。
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目次
1.結婚式のお車代って誰に渡せばいいの?
結婚式では特別なお礼をするべきゲストに対してお車代を渡します。
特別にお礼するべきゲストとは以下のようなゲストのこと。
①遠方から駆け付けてくれた方
②主賓・乾杯の音頭など、結婚式で重要な役をお願いする方
③スピーチや余興などをしてくれた友人代表者
お車代は、お礼を形にしたものというイメージ。
結婚式で何かしらの役をお願いした方には、しっかりと新郎新婦からお礼の気持ちを伝えましょう。
2.お車代の金額相場と渡し方
お車代をお渡しするゲストによって、お渡しする金額が異なるので解説します。
お車代の渡し方は手渡しがベスト!
最近では主賓や乾杯をして頂くゲストを除き、お車代を受付でお渡しすることも多いです。
お札は新札を用意するのがマナーとなっていますが、新札への交換行える銀行の窓口などは土日休みがほとんど。直前になって焦らないように、式の1週間前までには用意しておきましょう。
ちなみに、ゲストの宿泊先を新郎新婦で用意している場合はお車代を用意しなくても失礼に当たりません。
▼【ゲストへの作法☆御車代】▼
■主賓・乾杯などをお願いしたゲスト
新郎新婦から主賓や乾杯などをお願いしたゲストには、ちょっぴり多めにお渡しするのがマナー。
1万円~3万円が目安です。
注意点として、結婚式の重要な役をお願いするゲストのお車代は1万円を下回らないようにすることが挙げられます。
お車代は、新郎新婦それぞれの親御さんが挨拶も兼ねて手渡ししてもらいましょう。その際には、他のゲストに目立たないようスマートに渡して頂けると完璧★
■遠方から参加してくれたゲスト
遠方からご参加いただいたゲストには交通費の半額~全額をお渡しするのが一般的。
お車代を決めるポイントは、交通機関での移動で考えれられる中から一番高い金額を想定して設定します。
金銭でお渡しするよりも、新郎新婦が交通機関のチケットを事前に手配してお渡しできれば◎
金銭でお渡しする場合は、いくらか上乗せしてキリのいい金額に★
■受付や余興をしてくれたゲスト
受付や余興などは新郎新婦のお友達が務めることも多いですよね。
結婚式をスムーズに行うに当たり欠かせない役割を担ってくれたお友達にもしっかりとお礼をしたいところ。
お車代は3,000円~5,000円が相場となっており、新郎新婦、どちらか役割をお願いした側の親御さんから挨拶も兼ねて手渡ししてもらいましょう。
3.結婚式でお渡しするお車代を入れる封筒
お車代を包む袋は金額によって異なります。
少額なのに豪華な袋に入れるなどのアンバランスさが出ないように気を付けましょう。
■2万円~のお車代を入れる場合
あわじ結びの「水引き」と御車代や寿の文字が掛かれた「のし」のある袋にお車代を包みます。
送り主は新郎側のゲストなら新郎の苗字、新婦側のゲストなら新婦の(入籍前の)苗字というようにし、ゲストが共通の知人である場合は新郎新婦の連名とします。
なお、新郎新婦が自分達でのしに文字を記入する場合は、毛筆や筆ペンで!
■1万円円のお車代を入れる場合
のしや水引きがプリントなどで簡略化された袋に入れます。
数万円を包む場合と同様、新郎新婦のどちらのゲストなのかによって送り主の書き方を変えます。
■数千円のお車代を入れる場合
ポチ袋をにお車代を入れます。
もっとも自由度が高く、手作りしたポチ袋をご用意する方もいらっしゃるほどです。
かわいいポチ袋が雑貨屋さんにも売っているのでお気に入りのポチ袋を探してみるのも楽しいかも★
4.まとめ
新郎新婦からゲストへのお礼としてお渡しするお車代についてご紹介しました。
・お車代はゲストによって異なる
・袋はお車代の金額によって変える
・手渡しがベスト!
袋の種類や渡し方は初めてだと誰もが分からないもの。
結婚式までにマナーを把握して、できる2人をアピールしましょう。
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